東洋経済オンラインでの連載が終わりました。#ぼへぼへ #マンガ

漫画・イラスト

 

フクシャチョーです。

2014年7月から東洋経済オンラインで連載を始めたエンジニア夫婦の「あるある日記」は、2018/4月末で連載を終了しました。

長い間、読んでくれたみなさんに感謝です。

 

最初のぼへぼへ

さて、東洋経済オンラインにぼへちゃんが登場したのは、実はもっと前になります

初登場は2012年の11月です。

過去、孫正義はもっと過激だった | IT・ネット温故知新 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

 

隅っこの方に、ちょっとへしゃげたぼへちゃんがいます。

実はこのIT温故知新シリーズで挿絵を描き始めたのが始まりです。

 

記事の内容に合わせて、描くのは面白く、ただどうしても、ぼへぼへのキャラクターを載せたくて、最初のうちはこっそりだったのが、だんだんと主役をしめるようになりました。

 

Photoshopもillustratorも使いこなせなかった当時、A4の印刷用紙に、手書き:色鉛筆というアナログっぷり。

2018年には許されないですね・・・。

 

漫画は描いたこと無い・・

それから2年の月日が流れたある日、

「SEあるある!」を描く4コマ漫画って書けるかしら??

 

という話が降って来ました。

 

漫画描いたことない・・・とほんの一瞬、頭をよぎりましたが、

 

ラフで書いて送ります。イメージ違ったらNGでw

 

即答。

速攻、紙と鉛筆でラフを描いて送ります。

なんと、その当時使っていたほぼ日手帳にボールペンの下絵を送りました。

マッハ新書ならぬ、マッハラフ漫画w

 

こんな感じでいくつか送り、無事企画が通り、2014年7月から連載が始まります。

 

素数LOVE! 結婚式のお祝いで包む金額は? | エンジニア夫婦の「あるある日記」 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 

 

 

バズった!?

その日は、確か外に出ていました。地下鉄の駅でぼんやり電車を待っていると、

旦那からメッセージがきて、

「ランキング今すぐ見て!!トップに出てるよ!」

 

 

毎週日曜の18時に記事がで流のですが、その記事はあっという間に、東洋経済の中でのアクセスランキングトップになっていました。

なぜ「Cドライブ」なのか、知っていますか | エンジニア夫婦の「あるある日記」 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 

 

 

え?え?えええええええええ?

 

なかなか、バズるを狙って描けなくて、いつもの調子で入稿した原稿だったのです。

それが、あっという間に次の日も拡散を続け、人生で初のはてなホッテントリトップを取ります。

 

 

Googleを検索すれば・・・

 

他のメディアにも取り上げられ、この記事は史上最高PVを叩き出した漫画となりました。

 

なぜ「Cドライブ」なのか、知っていますか | エンジニア夫婦の「あるある日記」 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 

 

ネタが尽きる苦悩

 

最初の2年は週1の連載です。まさに少年ジャンプ並み。

この頃はまだ会社員をしていたので、どこでも原稿をかけるようにして、思いついたら手帳にネタを描き、昼休みを使ってペン入れまで仕上げて、マンガの背景となる文章を書いて、水曜の0時までが入稿の締め切りに間に合わせる、それが基本でした。

 

ネタは連載が始まる前から書き溜めていたのと、会社にいるときも、これってネタになりそうかなあと考えながら過ごしていたので、最初の一年は問題なくすぎたように思います。

 

ただ、2年をすぎたあたりから、次第に、これは前にも描いたしなあというのが、出てきました。

周りのエンジニアの人にも、「何かネタない?」と聞いてはネタ探しが始まりました。

 

なかなか厳しいのもわかったのか、連載も週1連載から隔週連載にしましょうという提案をもらったのが、2017年1月。

それでも、2年半は週1連載をしていたんですね。

 

退職してフリーそして起業

連載している最中に、自分の環境も変わりました。

2015年9月末で、会社員を辞めました。その後の予定もなくw

色々あったのですが、それはまた違う場所でお話しするとして、そこからベトナムを放浪していたり、いわゆる無職をしていたのですが、

2016年1月にフリーランスとして、税務署に届出をして仕事をはじめ、その後6月に起業することになりました。

 

東洋経済で連載している4コマ漫画は、私自身のエンジニアとしてのあるあるでした。

過去のSIerでの経験、そしてWeb系会社での経験、そして現在起きている様々なことからネタを拾い出していました。

 

それが、突然環境が目まぐるしく変わり、その文脈の中で、ネタを思いつくということが全くできなくなってしまったのです。

 

時事ネタにフォーカスしてみたり、なんとか昔の記憶を辿ってみたりしたのですが、2017年は隔週の締め切りでもギリギリまで、漫画にできず苦しみました。

起業も最初から何か確固たる事業や、クライアントがいたわけではないので、こちらも色々と苦労が絶えない状況でした。

 

どっかで、何かちょっと路線やティストを変えなくてはいけないという焦りが常にあったのですが、どうしていいか考え分析してアクションすることができない状態でした。

 

PVが低迷

やはり、そうだと結果は火を見るより明らかですよね。

自分が感じていたことは、やはり当たっていたのは正解でした。

ネタは苦し紛れ、そろそろ色鉛筆で描いているのも限界かもと思いました。

時代の変化と読者の変化、キャッチをしていたにも関わらず、変われない自分がそこにいました。

 

そして、一旦これはここでお話しを終わりにしようと思いました。

それを伝えるメールを書いた時に

 

「何かが終わってなくなることは、そこに新しいものを迎えるスペースができるってことだよ」

 

昔、友人がかけてくれた言葉を思い出しました。

次に進もう、たとえ今は何も思いつかなくとも。

 

これから

子供の頃から絵を描くのが大好きで、新聞に挟まれてくるチラシの裏に絵を描き、学校でもらう、わら半紙の裏に描き、ノートや教科書の隙間にも絵を描き、学校の机は落書きだらけ、そして何より自分の絵が大好きでした。

 

もちろん漫画家とかに憧れるわけですが、残念ながら、絵は下手だったんです。

高校の時に美術部に入り、デッサンを勉強としようとしたのですが、指導もあまり受けれず、早々に挫折しました。片田舎の美術部でも自分よりも数倍すごい絵を描く人であふれていたのでした。そして、早々に絵を描くことで何かするということは諦めました。

 

不思議なもので、その諦めたことが、20年越しに叶ったんですね。

それはあまりにも運がいい偶然が積み重なって実現したことで、苦労したわけではないので、絵を描くことを続けていきたいなら、これからは、もがいてみようと思います。

 

自分の会社では、エンジニア兼何でも屋をしつつで、新しいサービスを作ろうと、絶賛もがき中なので、絵の方でどこまで、もがける時間を取れるのかはわかりませんが、でも、やりたいし、やろうと決めたことなので、手は動かし続けて何か発信していこうと思います。

 

戦略的に進めるのが下手で、体当たりで行く感じが見てられないなあということであれば、批判より、よきアドバイスを@bohebohechanまでいただければありがたいです。

 

今までありがとうございました。

そしてこれからも、よろしくお願いします!

 

 

■ [note]で起業した日常の悲哀?を漫画で連載しています

ふつうの人のふつうの起業|AtsukoShibuya/ぼへぼへ|note 

 

■ IoTの漫画も不定期ですが描いています

モノのインターネット(IoT: Internet of Things)に関する技術情報をマンガでわかりやすく説明します。第一話は、IoTって何がうれしいの? | まんがでわかるIoT開発 

 

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